謎クラの好きな小説 4日目
謎クラの好きな小説 Advent Calendar2022
https://adventar.org/calendars/7923
主催:めぇ〜
(https://twitter.com/yagimee825)さん
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宮村映美という名義でイベントの運営やスタッフをしたり、徒波咲という名義で謎や文章を書いたりしているみぎめさん。
「創作においては伏線回収と面倒な人間が好き」と公言しています。
そんなみぎめさんのイチオシ小説は何なのでしょうか?
そこで今回は、
・好きな小説
・誰にも読んでほしいオススメの小説
についてまとめてみました!
※この記事は核心をつくようなネタバレのないように書いたつもりですが、少しの雰囲気バレも避けたいという方はお気をつけください。
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『勝手にふるえてろ』
綿矢りさ・著
「絶対に敵わないであろう初恋の相手」と「興味はないけれど手を伸ばせば簡単に手に入る同僚」の二人と恋愛(広義)について悩む主人公・ヨシカが周りを振り回しながら幸せを追い求める話です。
綿矢りささんの文体は女性の苦しさや葛藤を等身大のまま表現していて、感情移入する女性読者も多いのではないでしょうか?
当時26歳の著者・綿矢りささんが描く26歳の女性・江藤良香の物語を、今年度26歳になるみぎめさんが紹介するのは素敵ですね!
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伊坂幸太郎・著
引っ越し先のアパートで隣人に本屋の襲撃を誘われる男性の「現在」と、ペットショップでアルバイトをする女性の「二年前」を行き来して描かれる少し苦い後味の物語です。
伊坂幸太郎さんの特徴は、なんといってもその巧みな言い回しと鮮やかな伏線回収だと言えます!
長編小説が苦手でも読みやすい文体として挙げられることが多い小説家のひとりですね。
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いかがでしたか?
今回は、みぎめさんのイチオシ小説をしょうかいさせていただきました。
どちらも映像化したことのある有名な作品なので、読んだことがある方も多かったかもしれませんね!
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イチオシなのは本当です。すみません。
ところで面倒な人間って何ですか?